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溶剤系塗料

塗料を用いるには、その塗料を溶かして粘度を下げて塗りやすくするための   溶媒(ようばい)が必要になります。                    水を用いるものもありますが、有機溶剤を用いるものも多く、         このような塗料を溶剤系塗料と呼びます。                  また、溶剤系塗料には主に次の2種に分類できます。

 ・弱溶剤系(ターペン可溶)

 ・強溶剤系

 

弱溶剤系は、塗料用シンナーとよばれるシンナーを用いる塗料で、       ターペンとは、塗料用シンナーに含まれるミネラルスピリットという      成分のことを指します。                          主に石油に含まれる成分で、分留(沸点の違いを利用し、ある物質を蒸発させて ほかの成分と分けて取り出します)によって抽出します。           塗料用シンナーは溶解力が弱く、比較的乾燥も遅くなりますが、        溶剤系としては臭いが少なくすみます。                   塗料の状態としては樹脂と溶剤のエマルションになっています。 

 

強溶剤系は、塗料に種類によって溶解力の強い専用シンナーを用いる塗料です。 ラッカー系塗料の場合はラッカーシンナーを用います。            主に塗料に含まれる樹脂の種類によって専用のシンナーがあり、        ウレタンシンナーやエポキシシンナーなどがあります。            一般に揮発性が高く、乾燥が早いことが特徴で独特の強い臭いがあります。   使用に際しては、ある樹脂に対して別タイプのシンナーを用いると       うまく乾燥せず、弱い塗膜になってしまうことがあります。

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